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新たな訴訟を起こします!

 昨年11月、私たちはBSL4施設計画差し止めのために、長崎大学、長崎県・市に対し、施設計画に関わる情報開示請求の裁判を起こしました。BSL4施設からウィルス等が漏れれば、私たち住民は生命及び身体に大きな危害を被る恐れがあるからです。施設で扱う病原体の種類やその入手経路、実験研究の方法や万一の事故等発生時の対応マニュアル等々、私たちには知る権利があるはずです。
 

 私たちは「事故が発生しないよう万全の対策を講じ、万一事故が発生しても被害を最小限に止めるための対策を講じる予定である」という大学・県・市の主張等に対し、その証拠提出を求めました。しかし大学も、県も市も「反論不要」、つまり反論も証拠提出もしないまま、早期の幕引きを図りました。その結果、わずか5回の口頭弁論で7月に結審。私たち住民の不安は何一つ解決されないままに来月判決を迎えることとなりました。


 住民の合意も得ないままBSL4施設建設を強行したように、大学と県と市は裁判においてすら、私たちの訴えを無視しています。こんな横暴な大学によるBSL4施設設置は、ますます認めるわけにはいきませんし、住民の声を無視する県や市の姿勢も許されるものではありません。


 そこで私たちは「求める会」と個人原告3名で、私たちに開示しなかったBSL4施設計画の情報の非開示部分の開示請求と、長崎大学が進めているBSL4施設計画の中止を求める新たな訴訟を起こすことにしました。

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